初めての介護の仕事~職場選びのポイントは?~
- 2015-12-22
- 転職マニュアル
これからさらに高齢化が進んでいく日本では、ますます介護需要は高まる一方。景気に左右されることなく安定して働き続けられるのは、介護の仕事の大きな魅力ですね。
さて、そんな介護業界では経験・未経験、有資格者・無資格者問わず幅広く人材を募集しています。
仕事を探している方にとっても嬉しい状況ですが、その反面、「求人情報がたくさんありすぎて、どこを選べば良いかわからない」ということにもなりがちです。
ここでは、職場選びに失敗しないためのポイントをいくつかおさえていきましょう。
介護の仕事が初めての方はもちろん、「次こそは失敗したくない!」と考えている転職希望者の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
施設の種類と特徴を知っておこう
一口に介護の仕事といっても、サービスを提供する場所や利用者の介護度、そして必要とされる資格はさまざまです。
施設型の介護サービスなら、デイサービスや特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、グループホーム、民間の有料老人ホームなど。 また、利用者の自宅に直接出向く「訪問型」の介護サービスもあります。
リハビリや何かに特化したサービス(入浴介助専門など)でなければ、「施設型」「訪問型」どちらも業務内容自体はそれほど変わりません。 ただ、傾向としては介護度の低い利用者が多いデイサービスはやや初心者向け。逆に言えば、「生の介護現場」にふれてみたい方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
こういった施設やサービスそれぞれの特徴をおさえておけば、いざ働いてみて「思っていた仕事内容と違う」というギャップを感じにくくなるでしょう。
夜勤の有無をチェック!
ほとんどの介護施設では24時間体制で利用者の介護にあたっていますので、夜勤担当者が必要です。パートタイムならこちらの希望も聞いてもらいやすいですが、正社員の場合はあらかじめ夜勤込のシフトが設定されているケースが多いようです。
求人情報で夜勤についてふれていない場合は、応募前か面接時に必ず確認しておきましょう。(デイサービス専門なら日勤のみです)
スキルアップ応援制度や資格手当を確認!
介護未経験者を対象にした求人では、最初から満足のいく賃金は設定されていないかもしれません。もしこれから介護の世界でがんばっていくつもりなら、「資格取得の補助はあるのか」といった応援制度や、「資格手当はつくのか」など正当な評価を受けられる職場かどうかも確認しておきたいところです。
待遇や業務内容と違い、いざ働き始めるまでわからないのがその職場内の雰囲気や人間関係。残念ながら、せっかく介護の仕事に就いたのに「職場での人間関係」に悩んでやめてしまう方は少なくないそうです。
たしかに、利用者の方と真剣に向き合う介護の仕事では、同僚や後輩への配慮がおざなりになるスタッフもいるかもしれません。でも、どんな職種でも人間関係の悩みはつきもの。
人によって合う合わないはあるものです。 決して、「介護の仕事は特別人間関係が難しい」ということはありませんよ。