施設見学は行うべき? 失敗しない介護職の転職、ここがポイント!

社会の高齢化にともない、介護職の需要が急増している介護業界。10代から60代まで、幅広い年代に活躍のチャンスが広がっています。
そんな中、より良い職場で長く働くため、業界内で転職する動きも活発になっているよう。

そこで今回は、介護職の方々の転職において気をつけたいポイントをあげてみました。 転職を考えたときには、ぜひ参考にしてみてください。

5つのチェックで理想の職場をゲット!

転職するからには、今よりも良い職場でないと意味がありません。 理想の職場を見つけるためには、以下のチェックを忘れずに!

チェック① ~転職理由を明確に~

実際の転職活動に入る前に、まず「なぜ転職したいのか」をもう一度確認してみましょう。
そのとき「ポジティブな理由」を見つけるのがポイントです。
「収入を増やして一人暮らしがしたい」「キャリアアップのための研修を受けたい」など、現在の不満も、裏を返せば前向きな気持ちの表れ。そこを明確にして、希望を満たせる職場を探せば、転職活動もよりポジティブに進められるでしょう。

チェック②~ライフスタイルに合っているか~

「人の役にたちたい」という情熱も、合わない職場で無理をしていては萎んでしまいます。新しい職場で生き生きと長く働くためにも、給与・勤務時間・休日・手当などの条件面は妥協せず、自分自身が本当に納得できる待遇かすみずみまでチェックしましょう。

チェック③~自分自身が成長できる職場か~

転職では、労働条件の改善だけでなく、新しい環境でのスキルアップやキャリアアップが狙えるのも大きなメリット。未経験の仕事にもどんどんチャレンジさせてくれる職場か、研修や資格取得のサポートがあるかなどは要チェックです。 先輩スタッフの声が掲載されていたら、よく読んで。自分自身の未来図の参考になります。

チェック④~「そこで働く自分」がイメージできるか~

最近は求人広告にも写真を掲載する企業が増えています。
とくに求人サイトの記事では、多くの画像や、動画まで見られるものも。またインターネットで検索すればその施設や事業所のサイトもあります。できるだけ多くの写真を見て、雰囲気を感じましょう。そこで働く自分の姿がイメージできますか?
可能なら施設見学もおすすめです。スタッフが笑顔で利用者と接しているか、気持ちのいい挨拶ができているかで、余裕のある職場環境かどうかがわかります。

チェック⑤ ~働きやすい環境が整っているか~

全国に約15万ある介護の事業所や施設には、環境の整ったところも、そうでないところもあります。
数ある応募先から選ぶにあたって、働きやすい環境かどうかは大切なポイント。

「サービスに独自のこだわりがあるか」

「新しいチャレンジ・改革に積極的か」

「その場しのぎの運営でなく、5年後10年後のビジョンがあるか」

「マイナス面を放置せず、改善に取り組んでいるか」

「人材育成に力を入れているか」

これらの項目を事前に調べておくと万全です。ハローワークの窓口や、転職支援サイトの担当者からも情報を得ることができますので、ぜひ利用して。

「こんなはずじゃ・・」介護の転職失敗談

「給料はアップしたけど、残業が多すぎる・・」

求人広告にはしっかり目を通し、不明な点は確認すること。面接時に聞きにくければ、内定後に問い合わせましょう。あやふやなまま入社してはあとのまつりです。

「手取りは聞いていたとおりだけど、基本給が少なかった!」

手当や賞与などは、基本給をもとに計算されます。求人情報を見る際、手取りの額に目を奪われず、基本給がいくらなのかをしっかり確認しましょう。

「やめていくスタッフが多く、すぐにリーダーを任されてしまった」

事前の見学や、面接の際にしっかりと職場の雰囲気をチェックしましょう。バタバタと余裕のない雰囲気だったり、利用者の表情に違和感を感じたら要注意。現場の様子から、会社の状況が見えてくることもあります。

「未経験なのに、ほとんど同行もしてもらえず独り立ち・・・」

新人研修をおろそかにする会社はそれだけ余裕がないということ。研修期間や研修内容を、入社前に確認しておくことが大切です。

いかがでしたか。
転職は誰にとっても、人生の大きなターニングポイント。
じっくり時間をかけて情報を集め、理想の職場を見つけて、最高のステップアップをしてくださいね!

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